沖縄夏の惣菜【ナーベラーと島豆腐の辛味噌炒め】
へちま(ナーベーラー)は食べ物です。
とっても健康維持に良い食べ物。
《目次》
ナーベラー
別名、いと瓜の
へちまは、中国やインドでは古くから栽培され
江戸時代の前期に、沖縄に渡来しました。
「へちま」と聞いてよだれ
が出る人は少ないが
ナーベラならどうだ😋
どちらも変な名前。
本土では、タワシなどの日用加工品として
利用されてきましたが今じゃ、見かけない。
(むかし)本土では
タワシにしやすくするため、繊維が発達するように
大きく育てます。
一方
沖縄では、へちまのことをナーベラ
と呼び、夏を乗り切るための
横綱級の料理。
味噌煮、炒め物、汁物などに
使います。
沖縄では、食用のため繊維の発達しない
品種を栽培します。
小さくて、細めが美味しいのです。
ナーベラ(へちま)の栄養価
水分がほとんどで
カロリーがたいへん低いのに腹持ちが
いいのでダイエットに最強食べ物。
しかも、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。
中でもスーパー食材に多く含まれている
「ビタミンK」
葉酸を多く含んでいるのが特徴です。
こんなにも効果が期待できる野菜です。
- 腸の働きを良くする
- 生活習慣病の予防効果
- 解毒作用がある
- 血行促進の効果
- 咳を鎮める効果
- 美肌効果
- 夏バテ防止
ナーベラーと島豆腐の辛味噌炒め
ゴーヤチャンプルもベストパートナーの
島豆腐、ナーベラーも相性バッチリ!
▶︎材料
- ナーベラ(小)・・・3本
- 島豆腐・・・1丁(500g)
- 豚ひき肉・・・200g
- ニンニク(チューブ)・・・少々
- ごま油・・・適量
- ◎味噌・・・大さじ2
- ◎コチジャン・・・大さじ1
- ◎鷹の爪・・・少々
- ◎酒・・・大さじ1
- ◎醬油・・・小さじ1
- ◎黒糖(砂糖OK)・・・小さじ1
👉ナーベラは、細めで小さいもの
タネの少ない小さめの方が美味しい
▶︎作り方
- ナーベラは皮をむいて、少しあつめに輪切りカットします。
- 島豆腐は、手で適当な大きさにちぎって、水気を切っておく。
- 鍋にごま油をひいて、ニンニクと一緒にひき肉を炒めます。
- 3にナーベラを加えて、しんなりするまで炒める。
- ◎調味料をすべて、島豆腐も加えて全体にからむよう炒め、仕上げにごま油をまわして完成です。
▶︎MEMO
ナーベラーや島豆腐から炒めた後も
水分が出ますが、何とも味わいのある美味しいスープ。
つるんつるんとしたナーベラと
美味しいスープを吸い込んだアチコーコー(熱々)の島豆腐。
お味噌に
コチジャンを追加して
辛口にしましたが、素材たちが
いいあんばいに調和しています。
夏をのりきる島野菜
沖縄の地域に根づいた島野菜。
同じ種類の野菜も本土にありますが
本土に比べて、色も濃いし
香りや味も強い。
それだけ抗酸化物質や栄養価を
多く含んでいます。
島野菜
独特なものも多いですが
ゴーヤやナーベラなど
入手しやすくなっています。
日々の料理に
医食同源(バランスが取れた食事、形あるもの丸ごといただく)
取り入れてみませんか。