ビジネストレンド予測【インスタントから“不便”が価値に換わる時代になる】
会社や企業相手のビジネスから離れて丸4年
ビジネスの現場を離れていたが「トレンド」が見えてきた。
あくまで「仮説」
個人ビジネスや小さな会社、中小企業に役立つかもしれない。
ビジネスでは仮説は大事。
信じるか信じないかはアナタシダイ😀
ビジネストレンド
ビジネストレンド(傾向)は当然ながら
その時代の“人々”の求める物や事によって変化していく。
私事ですが1995年に起業しました。
不良債権で地銀など金融機関が破綻する
など世情は不安定。
1997年に「京都議定書」が開催され
先進国の各国が二酸化炭素の排出を将来
どのくらい削減するか決められた。
国内は中小企業から大企業まで経費削減を打ち出し
経営の合理化や人員削減など必死であった。
そんな背景から読み取り「省エネ」を目的にした
会社を設立し商品やサービスを展開し
省エネビジネスの先駆け、老舗となり成功した。
あれから25年
会社は増収だったが増益は止まり倒産。
老舗、勝ち組などと
あんのんとしている間に
ビジネスは大手企業にパクられて
顧客も取引先も抜かれて
残ったのは負債6億円😭
倒産の原因は色々あるがビジネストレンド(傾向)を
読めなかったことも大きな要因。
一回、勝ちパターンでいい思いしたもんだから
お猿さんのマスタベーションのように
死ぬまでやり続ける
(お猿さんの話はウソらしいのでお猿さん以下>_<)
足袋屋さんが靴下を売る
下駄屋さんがスニーカーを商品にするように(例えがフル〜)
業界的として同じ中にいても的確に業態を変えないと
時代にはついていけない。
商売やビジネスにおいて
トレンドが読めなければ失敗をする可能性は大きい。
業界を変えて成功した会社
業態どころか業界も変えて成功した会社の
例を挙げてみた。
- 富士フィルム(カメラとフィルム商品の技術から化粧品や医療事業に転換して成功)
- 日立造船(造船業は韓国、中国に敗れごみ焼却プラント、プレス機器の製造業に転身し成功)
- 凸版印刷(紙の印刷事業はジリ貧だったが印刷技術を活かした次世代フィルム、エレクトロニクス事業で成功)
- 任天堂(花札製造の会社はいち早くからエレクトロニクス玩具業界に代わり世界的なゲーム会社に成長)
- ソフトバンク(パソコン用のパッケージソフト流通事業からインターネット普及によりブロードバンド事業に転身、時代の最先端事業を取り入れ成長を続ける)
これからのビジネストレンド
自分事や大きな会社の成功例はこの辺にして
私が考える将来のビジネストレンドの予測は・・
「不便がお金になる!」
不便であったり
めんどくさい事が大事になる!される
と読んだ。
エビデンス(根拠)は・・
現代日本・多くの人の生活動向
- 「商品やサービス」何でも簡単に手に入れられる
- 「商品やサービス」はどれも当たり外れがなく均一化され低価格
- 少子化・高齢化が進み、どの市場も停滞
- AI、ドローン、自動化、ロボットの技術が進み「人手を介する仕事」が減る
- 働き方の変革、おウチ時間、リモートワークや多拠点生活が増える
- 日本人口の1/3がシニアとなり「1日の時間」「寿命尽きるまでの時間」が増える(お金はそこそこあるが使い方が?)
少し前まで日本では
「便利・インスタント・時短・簡単・低コスト」
などキーワードとした商品やサービスが
当たり前のように売れていた。が!
人間はワガママなもので
便利が当たり前となると
今度は逆なモノやコトに憧れる。
特に時間と暇
ある程度のお金がある人達や
シニア層は“不便さ”に回帰すると予測する。
私見ではあるが
人間、生きていくだけの最低限のお金があれば
“生きがい”や“やりがい”のあることを見つけたいはず。
自分の充実につながる趣味やライフワーク探しをする時
インスタントや時短では逆に困る。
こんなイメージ
- 乾麺やインスタント、加工食品はやめて手作りで蕎麦やパスタを打つ
- 自分の食べる野菜や食材は自分で収穫する
- 便利なキャンプ場ではなく人の立ち入らない場所に行ってみたい
- リゾート・ラクジュアリーなホテルよりも宿坊や古民家に泊まりたい
- DIYで家具を作ったり家を自分で時間かけてリフォーム
- 都会生活から田舎生活へ
- 市販の漬物ではなく自分で漬ける「myお漬けもの」
勝手な予測😄
勝手にビジネストレンド予測してみたが
サイヤGは、ビジネス現場から離れているので
意図や思惑などが無い。
単純に自分自身が置かれている
消費者目線で予測してみたトレンド。
記事に書いたことは特別なことでもなく
既にトレンド(傾向)は世の中の動きにみてとれる。
ただ一部の人の趣味だった世界が
多くの人達の「ニーズ」につながっていくのだと思う。
- 商品はアナログなものに人気が出る
- 大量生産から手作りが求められる
- 不便や面倒な体験からスキルを積み上げる
AIやロボットの普及で
人間の人手がかかる仕事は減っていくことは間違いない。
このような変革は
今は一部の仕事やジャンルで起きていることだが
5年もすれば日常の取り巻く環境は激変するだろう。
今、印鑑など不要なものになっていきそうだが
商売としては逆張りで「素材を選べる手作りの印鑑」
で手書きで手紙を出す
なんて商売になりそう。
他にも・・
- アナログのカメラや時計を自分で組み立てる
- 自分の家にある家具を自分でリペアする商売
なんてのが思いつく。
「集客」は金をかけないでSNSを使えばいい。
コアなファンに拡散させる。
仮にもしも事業化する場合!
自己投資してはダメ
「クラウドファンディング」で
先に顧客とお金を集めてスタートしましょう💰
最後にまとめると
“不便な事”
“面倒くさい事”
これらのキーワードで人々が求めるものを探すと
これからのビジネス・商売につながるかもしれません。
あくまでトレンド(傾向)予測。
儲かるか、儲からないか?
それらの商品やサービスが何なのか?
頭の体操で
シミュレーションしてみるのも面白くないですか?