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「賄賂」の材料と作り方



らしくないblogとしては、クロい系の記事になるかもしれない。

私には関係ないという人もいると思うけれど

「賄賂」のお金性質について、知っておけば世の中のニュース、見方も多面化できます。

賄賂とは

賄賂とは・・・

    1.  自分の利益になるようとりはからってもらうなど、不正な目的で贈る金品。袖の下。まいない。「―を受け取る」

    1.  公務員または仲裁人の職務に関して授受される不法な報酬。金品に限らず、遊興飲食の供応、名誉・地位の供与なども含む。

    2. 出典:デジタル大辞泉(小学館)

    不正な目的とは・・・

  1. 不法な報酬とは・・・

 

今回、世間を騒がしているジジイたちの事件はオリンピックに関する

「みなし公務員」であるが故に起きている事件。

あの爺さんたち、悪いことしたなんて

これっぽっちも思っていないだろう。

 

あの人たち何十年と、何億円も同じことを繰り返してきているはずだが

民間の仕事となると、グレーと言うのか

咎めなしと言えばいいのか「賄賂」など言葉にすぎない。

 

実際、私は25年間の会社経営で3億円近い

賄賂もしくは、それに近い種類のお金を支払った。

 

不正な目的ではなく

不法な報酬ではない処理をしているので

正確には賄賂ではないが。

 

いずれにしても

エラそうに言っているわけではなく

そういった種類のお金にまみれたから

会社も潰して、自己破産したと言える。

 

墓場までもっていくような秘密でもないため

これからビジネスする人

儲かり出している経営者のために情報開示しましょう。

賄賂の材料と作り方

賄賂という言葉は、司法などが入り罪など確定した場合に

使われるが、それに近いお金の流れは

実際のビジネスにおいては、日常茶飯事に発生している。

 

何も経営者に限ったことではない

企業や会社に働く社員でも遭遇することはある。

  • 下請け会社の社長や幹部、営業マンが、仕事をもらう取引先の条件をよくしてもらうために、つけ届けや飲食、遊興費など自分の会社経費で行う。
  • 仕事をもらう先のキーマンに対して、その人のお祝い事の際に、商品券など渡す
  • 会社訪問、工場見学などを建前にして温泉旅行、ゴルフ三昧、大宴会などを行う
  • 国会議員の先生に仕事の便宜を取り計らってもらうため、秘書の奥さん(ダミー会社が作ってある)名義で顧問料を毎月支払う。
  • 国会近くの赤坂の事務所の費用を負担する。
  • 食い込みたい会社の社長が実質的に経営している高級クラブや飲食店でお金をばんばん使う。
  • 仕立てつきの高級スーツやワイシャツ券を、手渡しする
  • 超有名な病院の事務局長、自分の施設に入れる設備のキックバックをメーカーから知り合いのコンサルタント会社に入金させて、自分個人に戻す

仕立て券や商品券、

けっこうエグいのは、ほぼ同額で換金できるので現金手渡しと変わらない。

もらう側は、現金で手に入るので銀行や会社帳簿など通さずともよい。

ポッケにポンですよ。

 

そして、渡す側は経理上、帳簿には「販売促進費」と計上できる。

上記に挙げた「賄賂」に近いものは、お金を出す側は

他の呼び方が、よりどりみどり。

  1. 謝礼
  2. コンサルタント
  3. 共同プロジェクトのための家賃や経費の支払い
  4. 成功報酬によるマージン支払い
  5. 接待費

賄賂やマージンをもらう側は、自分の奥さん名義(ダミー会社)に

お金が入るため、自分の会社や組織には関係ない。

 

また税務署も、法人(組織)対法人(組織)の

脱税やお金のやり取りには、目を見張っているが

個人の収入、支出では、よっぽど目をつけられない限り

手は出せない。

  • 世界的な自動車メーカーの製造課長、営業部長
  • 全国的に有名な、店に入ると音楽がかかっている24時間営業の量販店、幹部と創業時の社長奥さん(会社)
  • 接待は受けてはならないと会社命令を出している日本国内最大手のスーパー
  • 経済産業省のエライさん
  • 外資系の投資会社の部長
  • 超有名な病院、理事長も患部も腐り体質(この業界、キックバックは当たり前)

上記は、私の社長をしてた頃

「賄賂」を渡していた先。

誰でも知っている企業や、国会議員など・・・

TVで流れている世間の話は、残念ながらあちこちにあるわけだ。

 

発信力のない私ブログですが、現在も現役で働いている人も

いるので会社の実名はやめておきます。

最近「賄賂」で倒産に追い込まれた企業

楽天モバイルを巻き込み賄賂や不正で倒産

www.lnews.jp

賄賂は衰退の始まり

賄賂を出しているような会社社長は

皆さんも、お思いの通り失敗します。

 

私も今更

言い訳ではありませんが、年商で10億円、社員数は10名ていど

の時までは、賄賂やマージンなど全く関係のない仕事で汗水を垂らして

頭を使っていた。

 

ところが、新聞やTV取材などで有名になったら

仲介人がやってきた。

「あそこの誰々に繋がれば、仕事がもらえる」

「ついては・・・💰」

成功報酬なら

そんな話に

ホイホイと乗るタイプではなかったので

最初は相手にしませんでしたが、何回も何人もアプローチしてくる

間に「成功報酬という条件なら」と乗ってしまった。

 

先にお金を出すことは、しないが契約や受注したなら

払いましょうと。

 

それから10年余り

我が社の製品やサービスも良かったため成功報酬の

支払額は、うなぎのぼり。

10年近くで支払った「販売促進費」は3億円は超えたでしょう。

 

3〜5%の成功報酬だったので、賄賂に近いお金で得た売上も

50億円はくだらない。

しかし、それらの仕事は大手企業がひしめくゾーンで

利益率も下がったので、要はマージン支払って、会社経営を苦しくしただけ。

会社は売上額よりも利益が大事

おまけに、会社内部は

お金に群がる人たちが勝手に仕事を持ってくるので

自分のエサは自分で採ることを忘れた組織になってしまった。

 

そして10年もそんなことしていれば

相手の企業も社長が代替わりしたり、悪さをしている幹部は

飛ばされたり、退職したりと、取引自体も無くなった。

 

売上額はあっても利益がない会社

新規の仕事を自分たちで取ってこれない会社に

してしまったわけです。

『省エネは未来の子供達への贈り物』

これは、1995年

私1人とパートさん数名で会社を始めた時の会社理念。

会社の核となる部分。

 

本気で省エネルギー製品やサービスで社会に役立とうと考えていた。

ところが、がむしゃらに働いて

気がつけば、売上(利益)が第一優先となってしまった。

 

裏切りや騙し

取引先の飛び越しや隠すなど

仕事のスタイルも腐ってしまった。

 

当時、省エネ型の照明器具を製造して販売していたのですが

全国の流通店舗に導入が決まり

地元の電気工事店を探さないとならないのだが

 

営業面で信頼していた

営業部長は賄賂をもらって、その取引先の工事代金が高くても

お粗末であっても、仕事を出していた。

贈賄と収賄

彼は、会社に損失を与え、自分個人でお金を得ていた。

その部長は、遊びも派手となり仕事を出す先の社長から

借金までしていた。

 

そうなれば、もう自分の会社の人間ではない。

よその会社の回し者。

言いなりになるしかない。

 

賄賂を出して仕事をもらっていたつもりの会社が

逆に賄賂をもらって、自分の会社、組織内部くずれしていたわけだ。

 

後に

私が気がついて、取引先や関係者に問いただし

彼が作った借金など

自分個人のお金で精算したが、700万円かかりました。

 

だけど自分の会社

法人格の

身も心もボロボロにしたのは私自身。

 

「省エネは未来の子供達への贈り物」

会社を始める時、カッコつけで会社理念を考えたわけじゃなかったのに。

仕事で何をしたいか?

会社は何を目標とするのか?

 

目的地や使命を忘れた仕事は

いい結果が残せるわけがない。

賄賂(まとめ)

今日の記事ですが「賄賂」

ひんぱんに使いましたが、文頭でも書いたように

公務員や公的立場の場合に、法的手続きがされたときに使われる言葉。

 

一般的な市場、民間の仕事では

大なり小なり、あるお金や接待などのやり取りや流れ。

 

見つからなきゃいい

民間ならいいと言うわけではなく

皆さんの周りにも、けっこうある話しです。

 

合法的に、道徳的判断の中で

行われているものがほとんどでしょう。

 

ただ言いたかったことは「賄賂体質」は良くない!

お金や物欲、色欲のため、仕事をする。

それをエサにして仕事を出す。

 

こうなれば、仕事・商売・ビジネスは衰退をたどるばかり。

女の人は物欲

男の人は色欲

人だったら「お金欲」

 

これらの欲を満たすために

プライドを下げた生き方はいけませんね。

失敗先生より・・でした😆

 

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