失敗しない不用品の処分方法(後編)
最近、人気が出ている不用品の買取りですが
様々な業者や方法があるので
上手な選択が必要です。
得した、損したも大事ですが
トラブルに巻き込まれたら元も子もない。
サイヤGですが
エコロジーやリサイクル業界に詳しく
売り込む側も処分側も豊富な経験と知識があるので
不用品の処分について
かしこい、トラブルに巻き込まれない対処方法をお教えします。
《目次》
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こんな会社は、アウト!
「不用品の買取」まずこんな会社や電話には要注意です。
はっきりNOを突きつけよう。
- 「何でも買い取りますよ」と言って電話で売り込んでくる。しかもシツコイ
- いきなり訪問してきて「奥様、キモノの買い取りをしているのですがいかがですか?」
- 高齢なお年寄りをターゲットに営業をかけている会社
悪徳業者は、法律スレスレのグレーゾーンを
よく知っていて、巧みな話術やトークで
だまそうとします。
1〜3にあげた例ですが
これらの会社、要は「宝石、貴金属」が狙いなのです。
具体例を挙げてみましょう。
1👉「何でも買う」の落とし穴
- 「何でも買う」と言って、アポイントさえ取れれば訪問した家に居座ってでも宝石が出てくるまで帰らない。
- 電話で買い取ると言ったものには見向きもしない。
- 買う気がない品物を、本部で査定するなどと言って、スマホでやり取りしている間に宝石や貴金属情報をとって、何か売らなければ申し訳ないなどの感情にさせる。
- あげく、宝石や貴金属は相場より安い値段で買い取られてしまう。
2👉いきなり訪問は❌
- いきなり訪問することは法律で許されていません、玄関先で断りましょう
- 業者側は、これらの法律をかいくぐったり、抜け道で攻めてくるので業者を利用する場合は、法律を頭に入れておくのがよいです。
- 知らない相手、無知な人にはガンガンきますからね。悪徳業者は。
先日、実際にあった話です。
私の母親(90)が家にいると「ピンポーン」
飛び込みの営業マンが着物を現金買取していると
いうので少し、話だけでも聞こうと思ったが実際には、貴金属や宝石がないか?
という話になり帰ってもらった。
後から私は肝を冷やしながら
「着物の話はキッカケだけだから、知らない人と話しちゃ❌」
3👉お年寄りをターゲット
お年寄りは
モノ持ち、終活を準備している、かかってきた電話に律儀に対応
してしまうなど
怪しい業者や営業には格好のターゲットとなりやすい。
コールセンターなどから固定電話に
「不用品があれば訪問して現金買取したい」とアポイントを取ってくる会社が
たくさんあります。
「出張買取り」お年寄りがトラブルに巻き込まれやすい
- お年寄りは、処分したい品物があっても、店舗型のリサイクルショップなどに持ち込みにくい
- 昼間、留守番をしているお年寄り、1人や2人だけで生活しているお年寄り、モノを大事にしたいお年寄りを相手に、巧みなアポイントを取ってくる。
- 律儀なお年寄りを相手にプレッシャーや時には脅すように買い取る会社もあります。
電話勧誘トラブルを減らす対策3つ
- 固定電話には、様々な勧誘や詐欺の電話もかかってくるご時世です。「かかってきた電話相手の名前や用件を入れないと繋がらない機能」などを使うと、騙しや詐欺をしたい相手は、留守電に入れることは、ほぼありません。本人がいきなり電話に出ることは止めましょう。
- もし、直接出てしまい、勧誘電話で関心があっても1回の電話で訪問してもらう約束をするのは危険、関心がある内容でも、その時に決めず家族にネットなどで、その会社情報やウワサなど調べてもらいましょう。
- 「固定電話の番号」公表してないはずと思っていてもリストは業者に出回っています。固定電話のメリットとデメリットを考えてトラブルを避けるためにも、携帯電話に変更することも考えましょう。生活費のコスト削減にもなります。
家族などに声をかけてアドバイスをもらったり
その会社の情報を取ってもらうようにしましょう。
👉お年寄りは、自らが情報を得る手段が少なく、悪い人はいない「性善説」の
お年寄りが多いので「固定電話」がある家は、ご家族のサポートや判断が必要です。
品物別の業者選びが正解!
◆日用品の不用品処分などは
市町村の廃品回収サービスや民間のバザー、メルカリ、ジモピーなど
手軽で安心なものがあるので
そちらをおすゝめしたい。
業者が日用品も買い取る場合、ありますが
結局、売らなくて良いものまで売らされたり
貴金属が無いか?
しつこく聞かれるとイヤな思いをします。
日用品の処分なら
メルカリなどアプリ活用
廃品回収業者に安く回収してもらうか
店舗型のリサイクルショップなどで安くても
処分費用がかかないと割り切って、処分しましょう。
◆高価だった品物、趣味で集めた珍しい品物の処分
昔から大事にしているモノ、買った時は高価だったもの
まだまだ使える、誰かに使ってもらいたい場合は
品物によって、買取業者を選ぶのが賢明です。
業者は、自分達の得意な顧客やターゲットとなるお客様を
持っています。
要するに品物を買い取ったとしても
売る先のアテがある業者は、乱暴なことはしません。
相手は売りたいものを探している。
こちらは相手が売りたい品物を持っていて処分したい。
お互いの思惑が合致すれば、商売成立というわけです。
例えば「着物」
日本では、日常で使う機会はほとんど無くなっているし
いくら娘や孫ムスメでも
踊りやお茶などでもやっていなければ
そんなに欲しいとは思わない。
ところが海外では日本文化の憧れや
部屋の中のインテリアなど使い道が多くて人気。
そんな海外顧客を持っている会社は、着物をたくさん買い取りたい。
人気がある着物やいいモノで高く売れるとなれば、高く買ってくれる。
業者は、仕入れたい品物
欲しいものが違うので
アナタの不用品
こんな業者に相談すれば処分が
スムーズに運びます。
失敗しない業者選び
こんな品物は人気が高い!
わかりやすく言えば「お金にしやすい!」
こんな業者に持ち込むとスムーズに処分ができます。
品物によって、専門業者に売却額を
相談してみましょう。
思ってもみないお宝に変わるかもしれません😀
《中古カメラ・レンズ》
メイドインJAPAN!
世界中にマニアや収集家がいます。
リサイクルショップに持ち込むのは勿体無い。
《フィギア・おもちゃ》
これもコレクターにとってはヨダレものが多い
ジャンル。
しかも今は世界的なブーム。
押し入れや段ボール箱にお宝、眠っているかも。
《専門書》
専門書は、世代や年代に関係なく
ニーズが高い。
少しくらい見た目が悪くても欲しいのは知識や情報。
本棚に飾りで置いとくのは勿体ない。
捨ててしまうのはもっと勿体無い。
《着物・ブランド品》
ここらへんの高級お品物の
買取価格は
はっきり言ってピンからキリまで。
一社に決めず「買取の提示価格」を
比較するのも手です。
《家具・家電》
全て買取になるわけではないですが
アンティークで通用するもの
ちょっと修理すれば、まだまだ現役で使えるものは
買取可能です。
まとめ
失敗しない不用品の処分ですが
まずやるべきことはグループ分けです。
- 捨てるか、他者に差し上げる品物
- 高価であった、貴重なもので、お金に変えたい品物
どちらもお金に変えたい心理は
皆、同じですが1,000円で買ったものは
中古であれば、お金になったとしてもせいぜい1〜200円。
スケベ心は、出さずにお金にならなくても
片付けると決めましょう。
「まとめていくら?」
は悪徳業者や手練手管の営業マンに
狙われやすいので、グループ分け大事です(^O^)
方法は以下のどれか
- メルカリ、ジモピーなどアプリ活用
- 店舗型のリサイクルショップ(受け付けないものもあるので事前確認)
- 廃品回収業者(持ち込みや巡回など使ってできるだけ費用をかけない)
- バザーや寄付など
- 行政が行なっているゴミ処分(有料)
でも10万円で買ったものは
半分の5万円になったり、買ったとき以上のプレミア価格
になるケースもあります。
具体例
実際にサイヤGは
35年前に買ったロレックス
お金に困ったとき
処分しましたが買ったときの3倍、100万円になりました。
値段が下がらないとは聞いていましたが
まさか3倍とは・・・
もうひとつ
子供が小さかった頃の
スターウォーズのグッズ、おもちゃなども処分
しましたが中には箱入りで新品のままのものもあり
びっくりするようなお金になりました😭
専門的な業者であれば
きちんと今の相場価格やどんなニーズがあるかなど
教えてくれます。
メイドイン JAPAN
は世界に誇る品質です。
リユースは今、世界を相手にできるので
アツい市場です。
業者も売るのはカンタン
ネット販売やオークションなど激アツです。
それに
処分したいアナタも
いきなり家に来てもらわなくても
処分したい品物を写真で撮影して
専門業者に送るだけで
買取価格の目安を知らせてくれるところもある。
こういう処分などは
ネットやスマホでサクサクっとパワーを
かけずトラブルなしで片づけましょう。
サイヤG
奥さんに「何かづけたいものある?」
って聞いたら
「そうね・・何もモノ無くなったから、あとはパパくらいかしら」
って(T . T)
心にも無いことを言われたが
不用人にならないようガンバルと決めた!
