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ソイミート市場が伸びる

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お肉に見える料理の材料は大豆です。

「ソイミート」「大豆のたんぱく質を使ったもどき商品」産業はこれからビジネスとして伸びるジャンルです。

 

個人としてはダイエット健康に良くお財布にやさしい。

社会的には環境問題人口増加の対策など個人にとって社会にとって、どのように良いのか?

調べてみました。

 

【目次

環境の悩み

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代替え肉の最大メリットは地球環境にやさしいことです。牛肉を例にすると世界最大の消費国、アメリカでは年間に約1180万トンもの牛肉が消費されています。

はかりしれない地球へのダメージが下記です。

  1. 森林の伐採 (飼育用の牧場の確保)
  2. 家畜牛用の水の消費 (ウシ1頭あたり年間1700リットルの水を消費)
  3. 牛のおならやげっぷのメタンガス排出 (co2の28倍の温室効果、地球全体の温室効果の15%が家畜産業)

これだけ地球環境に負荷を与えている肉としての食料事情ですが、オックスフォード大学の研究では、家畜産業のみで地球の気温上昇を2℃以内にしようとすると、牛肉の消費はこれまでの75%減、豚肉は、90%減に止める必要があるとされています。

 

そんなことは到底無理な話ですが、代替え肉の需要はこんな背景も大きいてすね。

代替え肉のメーカーによると、牛肉や豚肉と同じ量の「代替え肉」を作るための製造工程には下記のメリットがあります

  • 水の利用は食肉の生産に比べて99%も少ない
  • 温室効果ガスの排出は99%少ない
  • 森林伐採はなく工場生産
  • 食肉のような加工工場や運搬が必要ない

 

食肉の代替えとなる「ソイミート」おいしければ、いいとばかり言えない地球環境規模で事情や背景があります。

 

人口増加の悩み

今年、国連の報告によると世界人口は現在の77億人から30年後の2050年に97億人になる予想を立てています

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世界の人口が増加すると「水」と「タンパク質」が確実に不足します。

食肉畜産で必要になる食料資源や水が以下です。

 

  • 牛肉1kgを生産するためのエサとなる飼料は11kg  (※牛肉1kgを生産するために 必要な水は2,000リットル)
  • 豚肉1kgを生産するための飼料7kg
  • 鶏肉1kgを生産するための飼料3kg

 食料資源や水の不足の対策としての「ソイミート」需要は確実に伸びていきます。

今までは健康食品の分野でしたが、加工牛乳のような扱いとして主要な食品となる時代となっています。

 

 

肥満と健康の悩み

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「ソイミート」は豆の成分からたんぱく質を抽出して、繊維状にしたタンパク質をお肉のように仕立てた食品です。

健康メリットですが、肉や加工肉の健康被害として心臓病、糖尿病、高脂血症、ガンのリスクを抑えることができます。

 

お肉に比べるとカロリーは1/2〜1/4、コレステロールフリー、低脂質

それなのに高タンパク質、植物繊維やミネラルが豊富です。

100gあたりキャベツの約3個分の食物繊維、おから約5倍の大豆イソフラボン、ビタミンBや鉄分が豊富に含まれています。

詳しくは下記サイトを参照してください。

 

参照: https://daizumito.com/html/about/

daizumito.com

 

 

お財布の悩み

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「ソイミート」の優れた点を上げてきましたが、お財布にやさしいのもソイミートです。お肉の種類によっては高いものから安いものがあるので、比較として、ひき肉類で比較してみました。

 

  • 牛ひき肉100g    ¥270
  • 豚ひき肉100g       ¥220
  • 鶏ひき肉100g        ¥140
  • 乾燥大豆100g    ¥30

 

そのお味はどうなの?

ソイミートを素材としたレストランなどたくさんあります。お店はそれなりに美味しいと思いますので、ユーチューブ動画で見つけたものを紹介します。

ソイミートは、スーパーマーケットなどで、見かけるようになれましたので自分で作ってみてはどうでしょうか?

 

何れにしても、ソイミート市場 死角がないように見えます。

大手メーカーのクォーン社は2017年時点でヨーロッパやアメリカでは27% 30%で世界全体では16%と伸びています。

2020年、約6000億円の市場となる予想もあります。

ビジネスに、個人の生活に目が離せない商品です。

 


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